明石市議会議員選挙2023を振り返って

「努力って報われないんだね。」
4/24(月)の朝、妻のその言葉を聞いて涙が出ました。

1月からの集計ですが
駅に立ってあいさつしたのは「約65回
あいさつでお宅を訪問したのは「約7450軒
ポスティングは参政党さんの党員さんの協力もあって「約41,500枚
※政治活動自体は11月からしていました。

今回の候補者43人の中でトップクラスに活動していたつもりです。
明石市民の会」の勢いは感じていたので厳しいと思いつつもなんとか30位には食い込めるかと思っていましたが、結果は1390票、37位でした。

ボーダーまで651票。約1.5倍の票が必要なので「大戦略」の面で検討し直さないといけないかなというのが正直な感想です。

野に咲く花と降りかかる火の粉

参政党は2022年に国政政党になったばかりの新しい政党で、この3年間が勝負の年です。
一方で明石市民の多数は現在の市政に満足している様子。

参政党の党員さんの思いは熱くビラ配りも積極的です。
あいさつ回りでもこんな風に全戸回っているのは初めてと言われました。(それがプラスなのかマイナスなのかはわかりません。)

例えが悪いかもしれませんが、熱心に宗教の勧誘をされても困りますよね。
駅に立って宗教を広報している方は話しかけることもなくその場に立っています。
他の陣営でも特に現職の方は挨拶をするだけ、政治活動期間(~4/15)は特に何かを配ったりはしていませんでした。野に咲く花のように。

一方で駅などで大きな声で挨拶をする、パーソナルスペースでビラを配る、家に訪問して話をする、歩いている人に選挙カーから降りて走って行って握手を求める。「新人」で必死にやってきましたが、市民の皆様にとっては降りかかる火の粉だったかもしれません。

あいさつ回りの言葉選び

特に前半は玄関まで出てきてくれた時に早い段階で
「参政党はご存じですか?」
「良かったら握手してくださいませんか?」
という流れにしていたのでもう少し相手の立場に立った言葉選びが必要だった気がします。

10回の駅立ちより1回の握手

駅でこれをするのは「選挙期間」のみだと思うのですが、地元の大久保駅で「握手作戦」をしているのを見て、肌感覚的に印象を持っていかれたなと思いました。「証紙ビラ」を活用したいい作戦だなと思いました。
選挙最終日、多くの党員さんに応援に来ていただきビラなしの握手作戦を敢行しました。5人に1人くらい応じてもらいました。

自転車の活動の是非

明石市民の会の中で意外だったのは「Yさん」。選挙期間中に自転車で一生懸命走っていましたが22位。(他の市民の会は1~4位)
一生懸命で個人的にはアリだと思って二見~明石2時間、明石~二見2時間、高丘・山手台地区2.5時間回ったのですが、それが良かったかどうかわかりません。

コミュニティに入っていく

・PTA会長(2年計画で役員→会長が望ましい。)
・まち協
・祭りの実行委員会
地域のコミュニティに入って活動していくことは必要だと思う。

茶話会や個人演説会

集客の目処がたたず今回はカットしたが、党員以外に濃い支援者を作るためにも必要な活動だったかもしれません。

 

地域のモデルを共有し日本を前へ

明石市は1つのモデルとして全国で有名です。参政党で会派を組むことは難しい、しかし横のつながりを活用できるという大きな強みがあると信じ、是非この明石でも参政党の議員として活動できるようがんばってきました。しかし、力及ばず落選してしまいました。

明石市政に新しい風をと立ち上がりましたが、それ以上の大きな風に吹き飛ばされてしまった。そんな印象です。

日本には課題が山積みです。子供たちの未来のためにできることをこれから考えたいと思います。